バカな男 バカな男 16 久しぶりに抱き締めた牧野の体。 いつもの『あの』香りがして、安心するとともに嬉しさが込み上げる。 牧野を腕の中に閉じ込めたまま、俺はどーしても気になってしょーがねぇことを口にした。 「なぁ、牧野。昨日のあいつ、誰?」 「... 2021.01.31 バカな男